今度は、パラオ、T88RPです。

 
                       ホテル無線室からの眺め、虹が出てます

また何処か行きたくなった
2007年3月 KH0サイパンから自分にとって初めてのDXバケを十分楽しみました、その楽しさから、帰り道ではもう次の事を考えてました。 T88パラオ、V63ミクロネシア? 3D2フィジー??

またまた場所選び
KH0からはレンタルシャックでは無く、ホテルからの運用でリグ、アンテナ等すべて持ち込んでの運用でした。 KH0と言う日本から近く、しかも珍しくないエンティティーでありながら、時にはパイルアップも受けDXペディション気分も味わえました。 実際のオンエアー以外でも空港での税関でのドキドキ感、(スーツケースの中はリグや同軸ケーブルワイヤーやロープ、その他およそ南の 島には似合わないものだらけ)や、ホテルの屋上でアンテナを自分たちであげ、さあやるぞうというワクワク感、これらを一つ一つこなしてく、 実に楽しいものでした。ですからレンタルシャックのあるT88よりV63よりオンエアーした方がより充実感が味わえると思い、次の行き先はV63と決め、免許申請の ための資料や過去オンエアーした方々の経験談をしらべたりしました。 仕事の関係や時期によるコンディションの問題、そして少しでも安く行ける時期等々を考え10月か11月に日程を決めて準備を進めました。 V63の免許は有効期間が1年間、一説には12月31日まで、免許が下りるまで3〜6ヶ月との情報を得、12月に申請書を投函しました、 けれど待てど暮らせど6ヶ月を過ぎても音沙汰がありません。 もしかして申請書を入れた航空便はどこか行くへ不明、あるいは担当者の机の上で置去りになってしまったのかも知れません。 だいたいそのころから仕事的、私事的にいろいろ忙しくなり、持っていくアンテナのテストや準備の時間がとりにくくなってきました。 V63へ免許の催促のメールを出してもいいのですが、忙しくなってきたこともあり、この際、免許も確実にもらえ、アンテナの準備等も要らない T88へ行き先変更となりました。

レンタルシャックはIMPAC
現在T88にはレンタルシャックが3箇所、高級リゾートにあるレンタルシャックは見積をとってびっくり、VIPホテルはレンタルシャックと言えるかどうか、ホテルオーナーのリグアンテナを借りてオンエアーするとうもの。 で、目に止まったのはIMPACのレンタルシャック、値段も手頃、免許の面倒も見てくれます。 それとアンテナ等のメンテもさてれいるようなのでこちらにお世話になることにしました。 早速IMPACへメールし、レンタルシャックの予約、免許申請手続き等を進めました。 免許申請はIMPACが代行してくれます、こちらは申請書類をメールに添付ファイルでIMPACへ送るだけ、約2週間後には第1希望のコールサイン、 T88RPが無事免許されました。 レンタルシャックの予約オッケー、免許もオッケー、でもエアーチケットが。 10月分のパラオ行きのエアーチケット料金がなかなか発表になりません、9月中旬になりようやく料金が発表になりましたが、ここで飛びついたら 高いものになるかも知れないとちょっと様子見。 でもあまりぎりぎりまでまって売り切れでは大変、ネットで予約しようとしたら出発日はオッケーですが帰りの便が売り切れの文字、ありゃ〜。 う〜予定では月曜に帰国ですが、これがダメ、1日ずらすとして、日曜に帰国では1番QSOできそうな日曜夕方に電波が出せない、有給休暇も余っていることだし1日伸ばして火曜の便で帰国することにしました。

グアム経由でパラオへ
パラオへは定期直行便がありません、チャーター便で不定期に直行便はありますが、なかなか無線をやる時間つまり土日をうまく合わせた日程のチャー ター便がありません。 そこでグアム経由でパラオへ行く事になります、成田からグアムまで3時間ちょっと、トランジットのためグアム空港で約4時間ほど時間をつぶします、 さほど広くも無く、免税店など興味もありませんのでこの時間は全く暇でもったいない時間でした。 ようやくパラオ行きの飛行機に乗り込み、いざパラオへと思いきや、木曜のパラオ便は途中ヤップに立ち寄ります、直接行けば2時間あまり、でも今日は 約4時間かかります。 途中のヤップで20人ほどの人が降り、10人ほどの人が乗り込んできました。 その間、係官が飛行機に入り込んできて機内の検査です、荷物棚、座席周り、座席はシートを剥がして検査を続けています、我々は暇なのでそれをぼうっと眺めています、場合によっては乗客を降ろして検査する時もあるそうですが、今回は機内に留まったまま、せっかくなんで一度ヤップに降りても良かったので すが自分では決められませんので仕方ないです。 さて準備が終わりまた滑走路に入りヤップを飛び立ちました、なんかバスが一旦停止し乗客を乗せまた出発てな感じ、窓から見える夜のヤップは電灯がまばら、ほんと田舎のようです。 1時間ほどでとうとう目的地パラオコロールに着きました、もう夜10時、ふううう。 入国審査は別段何もありませんでしたが、税関でちょっとしたことが、スーツケースを空けた途端、ヘッドフォンが飛び出して、係官が何だこれと言うのです。 別に普通のヘッドフォンですから問題ないと思うのですが、マチュアレディオだと言ったのですが相手はちんぷんかんぷん、更に別なもの差してなにらや ぎゃあぎゃあ言ってます、説明してもいいのですが、下手に英語で説明してもめんどくさいし、分からないふりをして首をかしげました、そうしたら相手も諦め 通してくれました。 税関を通ってロビーへでるとIMPACのかたが迎えにきており、荷物をつんでホテルへ直行です。

ホテルに到着、早速。
ホテルに着いてチックインを済ませ部屋イチモクサン。 部屋のドアを開けるとそこにはリグ、同軸ケーブル等の入ったコンテナが置いてあります、もう夜の11時、自宅を出て20時間が過ぎ、ちょっとお疲れ。 でもちゃんと電波が出るかどうかが気になるところ。 眠いのも忘れリグのセッティングです、ところがアンテナ切り替えシステムが説明どおりに動きません、あれ〜〜〜、何度やっても、もう一度確認しても動きません。 良く分からないのですがコネクタをアンテナ毎に差し替えてみたらちゃんとSWRもまあまあ、電波は出ました。 次はノートPC、ZLOGとトランシーバーとのやり取り、CWがちゃんと出るかです。 どうも使い慣れたリグじゃないと勝手がわかりません、まともなCWにならないのです。 最初は回り込みでCWが乱れているのかとおもいましたがどうもそうではなさそう。 リグに差し込んでいるプラグを変えてみたら、すんなりオッケー。 理由は良く分かりません、考えている暇より、兎に角電波を出したい思いが先で、早速CWでCQを出し、1時間位試験運用、50局位やって寝ることにしました。

2日目。
疲れてはいますが、早く目がさめました、日本時間で6時前、まず7メガのCW、けっこうJA各局が呼んできます、皆さん早起きですね。 その後午前中14メガでQRVを続けました、北米へ開けているのを期待したからです、でもそれはなし、JAや近くのアジアとQSO。 お昼近くになったので食料の仕入れと街中探検にでることにし、QRVは一旦中止。 レストランでの食事よりQRVする時間がもったいなく、パンとカップ麺を買ってきて部屋で食べる事に、これはKH0の時と同じです。 午後は21や28などを行ったり来たり、夕方になって14へ、このコンディションではヨーロッパのロングパスは無理、でもショートパスならどうにかなるかと 思いながら電波を出し続けました、でもはやり読んでくるのはJAや近くのアジアばかり、どうもコンディションがパッとしません。 夜になって10メガにQRV、ときおり東ヨーロッパが呼んできますがほとんどがJAです、呼ばれるのが途切れたのでちょっと一休み。 のつもりが気がついたら朝になってました。

3日目、4日目。
3日目は時間帯によってあっちの周波数こっちの周波数、SSBとCWを行ったり来たり。 局数はまあまあ増えていきますが、北米、ヨーロッパ共に少なすぎです。 最終日の7メガでちょろちょろ北米に呼ばれ始めました、こちらから北米局を中心にコールの一部だけでもコピーした局をコールバックします、しかし、 けっこうJA局がそれを無視して呼んできます、これはQSOのレートが上がりません、どうしてあんな行動にでるのか私には分かりません。 結局最後までヨーロッパからの指定無視ドパイルはありませんでした、今回、地理的設備的にヨーロッパからのパイルをある程度期待しており、 それをバッサバッサと捌くのが夢でした、でもこのコンディションでは無理だったのかもしれません。 4日目の夜で私が1700QSO、RKVが1300QSO、合計3000QSO。 乗り継ぎなどでの移動の疲れ、そしてまた真夜中乗り継ぎありの移動などを考えると体力的にまあこの辺が限界かということでスイッチを切りました。

最終日。
最終日はホテルはお昼にチェックアウトです、元々4日目のレイトチェックアウトでしたが帰りの便が1日延びたため予約はそのままにし、最終日はお昼 までと言う事になりました。 その後は暇です、HI、まずは街へでてゆったりと食事、そしてコロ−ルの街をちょっと足を延ばして散歩です。 街の人は皆フレンドリーです、体つきや顔はごっついのですが陽気に手を振ってきます。 カフェで時間を潰したり、レストランで3時間粘ったり、半日をどうにかのんびり潰しました、でも帰りの移動を考えるとそれがよかったようです。 予定より30分も早くIMPACのバスが迎えに来ました、ホテルロビーでのんびり待っていた我々は丁度良かったです、空港まで他のホテルへも寄りました が皆予定より早いため慌てていたようです。 時間通りという日本人的感覚はここではあまり意味が無いように感じました。 ホテルの部屋から繋いだネットも購入した券には6時間と書いてあります、ある情報では4時間位、でも実際は3時間位で終わりました。

おまけ。
ちょっとからかっちゃいました。 ホテルのロビーで送迎の車を待っているとおばさん(失礼)が声を掛けてきました。

「あなたたちもここに泊まっていたんでしょう」

「はい、4泊です」

「どこのお部屋? 1階?」

「いえ、4階の特別室です、あそこはダブルベット1個しかないんですよね」

「???」

「そこに男2人でいました」

「???!!」

「4泊も泊まってなんでそんな白い顔しているの」

「ずうっと部屋にいたから」

「???!!」 旦那さんは真っ黒に日焼けしてます。

「実は私たちは無線をやりに来たんですよ、だから外にはほとんど出てないし、海にも行ってません、だから白い顔しているんです」

「はあ〜、無線ねえ〜」

と言う事でよほど変な人たちと興味を持ったのか、いろいろ話しかけてきます。

「あの店、食事は???が安くておいしいのよ〜」

「はあ」

「あ、・・・だったら、・・・がおいしいし、量もいっぱい、ぜったいおすすめ」

「はあ、でもたぶん我々、もう2度とパラオには来ないかもですよ」

「ど〜〜〜〜うして」

「次はミクロネシア連邦とか、フィージーとか、或いはトンガとか」

「はあ??????」

パラオの空港搭乗口待合室でも、またグアム空港トランジットでぼうっとベンチにすわっていても我々を見つけては話かけてきます。 結局、お互い名前も名乗らず、成田への帰国便に乗り込んでしまい、そのままさいならでした。

                                   




t88rp
t88sb
hotelmae
早朝のQRV,パジャマで失礼
T88SB OPはJF7RKV
ホテルの前